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山形蔵王の樹氷(アイスモンスター) ( 50.5 KB )
樹氷(アイスモンスター)は、奥羽脊梁山脈のアオモリトドマツ分布地帯の一部にみられる特異な着氷雪現象である。殊に山形蔵王の樹氷(アイスモンスター)は有名で、樹氷原を豪快に滑走できるコースを擁する蔵王温泉スキー場からロープウェイで容易にアプローチして鑑賞できるのが魅力である。 日本地下水開発株式会社では、1997年から17冬季にわたって樹氷観測を続けている。1940年代には標高1,300m以上の一帯で鑑賞できたとされる樹氷も、最近15冬季は標高1,560m付近が形成下限となっている。いわゆる地球温暖化と樹氷形成との関連性について指摘されるようになって久しいが、今後も観測を継続してその傾向を明らかにしたい。最近では、山形大学の柳澤教授らにより、大正時代以降の樹氷発見に関する資料、樹氷を世界に知らしめた映画、樹氷命名論争など、樹氷に関する100年を超える歴史的な経緯も明らかになってきている。

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樹氷(アイスモンスター)は、奥羽脊梁山脈のアオモリトドマツ分布地帯の一部にみられる特異な着氷雪現象である。殊に山形蔵王の樹氷(アイスモンスター)は有名で、樹氷原を豪快に滑走できるコースを擁する蔵王温泉スキー場からロープウェイで容易にアプローチして鑑賞できるのが魅力である。 日本地下水開発株式会社では、1997年から17冬季にわたって樹氷観測を続けている。1940年代には標高1,300m以上の一帯で鑑賞できたとされる樹氷も、最近15冬季は標高1,560m付近が形成下限となっている。いわゆる地球温暖化と樹氷形成との関連性について指摘されるようになって久しいが、今後も観測を継続してその傾向を明らかにしたい。最近では、山形大学の柳澤教授らにより、大正時代以降の樹氷発見に関する資料、樹氷を世界に知らしめた映画、樹氷命名論争など、樹氷に関する100年を超える歴史的な経緯も明らかになってきている。
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