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> 立山・剱岳の現存する氷河
立山・剱岳の現存する氷河 ( 76.7 KB )
日本にも,最終氷期には日本アルプスや日高山脈に約400もの氷河が発達したが,間氷期の現在、氷河は現存しないと考えられてきた.ところが,電波で氷厚を測るアイスレーダーや高精度GPSなど新しい機器を使った観測が,2009年頃から立山連峰の多年性雪渓で行われるようになり,幾つかの多年性雪渓は,流動する氷体をもつ「氷河」であることが分かった.現在,「氷河」として学術的に認められているのは,立山の御前沢雪渓,剱岳の三ノ窓雪渓・小窓雪渓で,最大の「氷河」である三ノ窓雪渓は,厚さ70 m、長さ1200 mに達する氷体をもち,1ヶ月あたり約30 cm流動している.従来,極東地域では,カムチャツカが氷河分布の南限と考えられてきたが,今後は立山連峰が南限となる.

立山・剱岳の現存する氷河 ( 76.7 KB )
日本にも,最終氷期には日本アルプスや日高山脈に約400もの氷河が発達したが,間氷期の現在、氷河は現存しないと考えられてきた.ところが,電波で氷厚を測るアイスレーダーや高精度GPSなど新しい機器を使った観測が,2009年頃から立山連峰の多年性雪渓で行われるようになり,幾つかの多年性雪渓は,流動する氷体をもつ「氷河」であることが分かった.現在,「氷河」として学術的に認められているのは,立山の御前沢雪渓,剱岳の三ノ窓雪渓・小窓雪渓で,最大の「氷河」である三ノ窓雪渓は,厚さ70 m、長さ1200 mに達する氷体をもち,1ヶ月あたり約30 cm流動している.従来,極東地域では,カムチャツカが氷河分布の南限と考えられてきたが,今後は立山連峰が南限となる.
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